犬LOVE

いつまでも元気で!
犬の健康情報サイト 犬LOVE

大切な愛犬が、年を重ねても健康で元気であるための情報を提供します。

会員登録 Instagram LINE MAIL

Share

Facebook Twitter login Line

愛犬の健康のためには、飼い主さんの楽しむ姿勢が大切

愛犬の健康のためには、飼い主さんの楽しむ姿勢が大切
獣医師・岩田まりこ

2023/09/12

一生懸命で空回りしていた日々

獣医師になって15年になったとき、数年ぶりに犬を飼いました。

仕事と子育てで忙しく、犬までお世話する余裕がなかったので、なかなか踏み切れませんでした。

今、振り返ればこの思考も固いなあと思うのですが・・・

愛犬を迎えてからのわたしは、愛犬、クリームの健康管理にすごく力が入っていて、良い・悪い、正しいはどこ?正解は何?と、ジャッジしまくっていました。

その一つが手作り食でした。

塩やカルシウムなどのミネラル類、脂やたんぱく質など、足りない栄養素はないか、とか

うんちが少しゆるいと、「なぜ?」と、うんちとにらめっこ。

正しさを求めすぎて、全然楽しめず、むしろなんだかつらい日々・・・

楽しい犬生を過ごしていくこと

そんな時、犬と猫の保護活動をしていて、わたしにクリームを譲ってくださった方からのお手紙を、たまたま見返す機会がありました。

すっかり忘れていたんですが、そこに
「楽しい犬生を一緒に過ごしてください」と書いてあったんです。

何気ない一言なんですが、なんだか妙に沁みて。

わたしは獣医師なので、クリームのことだけでなく、毎日ペットの健康について考えています。

仕事であり、一生勉強、なのです。(まだまだ道半ばですが)

何が正しいのか?

どうすればより良くなるのか?

何が足りないのか?

自分は間違っていなかったか?

クリームのこと、受講生の方の愛犬のことや、ご相談を受けた子のこと、誰かしらのことを毎日考えています。

今、愛するペットが病気で苦しんでいる飼い主さんも、立場は違うかもしれないけど、同じ気持ちだと思うんです。そんな毎日だと、どうしても張り詰めてしまって、しんどくなる時があると思います。

その時にふと目にしたこの言葉。

「楽しむ」ということをどうしても忘れがちになってしまうので、本当にはっとしました。

そしてたまたま自分のところに来てくれて、多分、自分より短い時間しか生きられない、愛おしいこの子といる日々を楽しみたい!!としみじみ思ったんです。

愛犬が本当に望んでいることを考えてみて

すぐに命にかかわるようなことは気を付けるべきですが、何がその子にあっているかはそれぞれです。

体重や血液検査の結果である数字や、一つのこと(結果)にとらわれすぎず、

その子が今、元気に過ごせているかどうか、それなりにいい顔をしているか、その子の様子を見てあげること。

それから、正しいと思って飼い主さんがやっていることでも、愛犬自身がそれを好んでいるのか?キライなのか?に目を向けるのも大切です。

ある飼い主さんは、愛犬の血液検査で腎数値が悪いと診断されたため、続けていた手作り食を諦め、病院から処方された腎臓ケアの療法食を食べさせるようになりました。

しかし、このお宅は多頭飼育なので、他の子はお母さんの作った、手作り食を引き続き食べているのです。

すると、療法食を出されるようになったその子は、明らかに食欲が落ちて、ほかの子ご飯を羨ましそうに見ているんだそう。そして、あまり療法食を食べないので、少し体重も落ちてきて心配、とのこと。

この話を聞いて、とても辛くなりました。

お話をしていただいた飼い主さんも、もちろん辛くて、相談しに来てくれたのですが、これで腎数値が横ばいだとしても、わたしなら療法食をやめると思います。

この飼い主さんは、腎臓をケアするような手作りごはんが作れないので、泣く泣く諦めて療法食にしたのです。

しかし、わたしを始め、犬の栄養士さんでも腎臓をケアする手作りごはんのポイントを知っている方もいるので、ぜひ相談して欲しかった!と思いました。

「手づくり食の方がいい!」と思われている飼い主さんなら尚更です。

喜んで、お母さんの手作りご飯を食べる愛犬の姿が、また見られるんですから。

愛犬との楽しい時間のために飼い主さんができること

療法食をあげていた飼い主さんのお気持ちはとてもよく分かりますし、否定するものではないのですが、これこそ、「数値を気にしてしまい、楽しい、嬉しい、を見失って、毎日が辛くなってしまっている状態」でした。

今、ペットが病気でない飼い主さんも、自分の仕事や毎日のことに追われて、「楽しむ」ってことをどうしても忘れがちになってしまうのではないかな?と思います。

だからこそ飼い主さんが愛犬の病気や健康面での心配事を少しでも減らして、愛犬との生活を「楽しむ」ことができるように、手作りごはんや自然療法をみなさんに知ってもらうことが必要だと感じます。

薬膳ごはんを取り入れている飼い主さんからは、症状が軽くなったり、お薬を減らせたりといった嬉しいお話をお聞きしますし、なんといっても、愛犬のために「自分の手でできることがある!」という喜びの声をお聞きします。

そして、病院に任せきりで、自分では何もできることがない、という状態よりも、飼い主さん自身で愛するわが子にケアできているという実感が、飼い主さんにとってすごく大切なんだなと心から実感する今日この頃です。




<br />
<b>Warning</b>:  Undefined variable $current_name in <b>/home/r8989617/public_html/inulove.net/wp-content/themes/inulove/single.php</b> on line <b>100</b><br />
獣医師・岩田まりこ (いわた まりこ)

北里大学獣医畜産学部獣医学科卒業後16年間、動物病院、保健所に勤務。
東洋医学・マッサージ・メディカルアロマを使って、飼い主さん自身が「愛するペットの健康を自分の手で守る」ホームケア講座を主催。1,000頭以上の飼い主さんへ自然療法のアドバイスを実施。

Instagram

愛犬と暮らす家づくり無料相談 愛犬を守るための家づくりを提案します