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愛犬の手作りご飯は、お肉の部位にも注目しよう

愛犬の手作りご飯は、お肉の部位にも注目しよう
犬の東洋医学生活管理士・薬膳管理士 西野由香

2023/08/01

お肉の部位で効能が異なる

私は焼き鳥が大好きです。焼き鳥にはもも肉や、ささみ、砂肝、ハツ、レバーなど様々な部位があります。

それぞれ味の特徴があって、色々な部位を楽しめる食べ物だと思っています。部位によって味が違うように、実はお肉の部位によって、五味、五性は異なります。

五味とは?

五味とは、「酸」「甘」「苦」「辛」「鹹」の五つの味の種類に分けられ、それぞれ作用が異なります。

「酸」は、酸っぱいというイメージからわかるようにキュっと引き締めてくれたり、止血や止咳効果、収斂作用の食材。「甘」は気や血を補ってくれ、緩めてくれる作用があります。「苦」は体内の余分な水分や熱などを外へ出す作用があり、清熱、解毒などの作用の食材です。「辛」は、気や血の流れを促してくれて、発散や活血の作用がある食材。「鹹」は固くなったものを柔らかくする作用があり、しこりを柔らかくする、便秘などに効果がある食材になります。

五性(ごせい)とは?

五性とは、「寒」「涼」「平」「温」「熱」の5つに分けた食材の性質です。

こちらは漢字を見れば、どのような性質なのか分かり易いと思います。「寒性」や「涼性」の食材は体を冷やしたり、熱を下げる作用があり、「平性」の食材は、体を温めも冷やしもしない食材、「温性」や「熱性」は体を温める食材になります。

鶏肉の部位で調べてみよう

先ほど、焼き鳥の話をしましたので、鶏肉の部位で調べてみます。一般的な鶏肉はももや胸肉が多いと思うのですが、これらの部位の鶏肉は、五味は「甘」で五性は「温性」です。また鶏のレバーは五味は「甘苦」で五性は「温性」です。鶏の砂肝は五味は「甘渋」で、五性は「平性」で温めもしないし、冷ましもしないお肉の部位になります。

我が家の愛犬は熱がこもりやすいので、基本的に鶏肉は与えていないのですが、砂肝は平性なので、たまに与えています。

牛肉は、部位ごとにどんな性味や効能があるの?

牛肉の赤身などお肉の部分は五味は「甘」で五性は「平性」です。そして効能としては「補気=元気がなかったり疲れていたりした時のサポートをしてくれる」や「補血=皮膚や被毛などに艶がないものを後押ししてくれる」「健脾=脾を健やかにする」などがあります。

牛のレバーも同じく「甘」「平性」、肝臓部分なので、「養肝=肝機能をサポート」や「補血」「明目」などの効能があります。

一方、牛タンや牛の筋肉は、「甘」「涼性」で、赤身やレバーに比べると、少し体を涼しくしてくれる性質があります。

牛タンは、利水、清熱などむくみが気になる子におすすめです。

牛の筋肉は、益気、利尿、清熱などの効能があります。

豚肉は、部位ごとにどんな性味や効能があるの?

豚肉の赤身などお肉の部分は、「甘鹹」で「平性」です(最近では微寒に分類されることも)。スーパーなどで購入もしやすいし、牛肉よりはコストも抑えられるので、我が家でもよく愛用しています。豚肉には、補腎、益気、養血、消腫などの効能があります。ビタミンB1も豊富です。

豚も部位によって、効能は異なりますが、よく使用するのが豚のハツです。豚のハツは「甘鹹」「平性」。効能には安神があります。分離不安の子や神経質なタイプのワンちゃんには、この豚のハツを使ったメニューを提案することが多いです。

安神とは、中医学で精神不安や情緒不安を取り除いてくれたり、不眠症などを和らげてくれる効能のことです。

豚のレバーは、「甘苦」「温性」になります。他の部位より、体を温める作用があります。効能としては、養肝、補血、補気、明目などです。

馬肉、羊肉、鹿肉は?

馬肉の性味は、「辛苦」「微寒」です。体に熱が籠ったりしている子や、真夏でとても暑い時期、私も頻繁に馬肉を用いています。馬肉は高タンパク低カロリーなので、ダイエットをしたいわんちゃんにもおすすめです。

羊肉の性味は、「甘」「熱性」です。お肉の中で一番体を熱くするお肉になります。

鹿肉の性味は、「甘」「温性」です。鹿肉も温める効能がありますが、羊肉よりは穏やかに温めてくれるお肉になります。

このようにお肉の分類をしていくと、これらのお肉が有名な日本の場所と関係があるのではないか?と思いました。例えば馬肉は熊本で有名です。熊本は九州で暖かい気候なので、体を冷ましてくれる馬肉が有名になったのかもしれません。

一方で北海道はジンギスカンが有名です。ジンギスカンは羊のお肉なので、寒い北海道では、体を思いっきり温かくしてくれる羊肉が有名になったと想像ができます。

フードのメインのお肉に注目

市販のフードを与えている場合、材料に記載されているメインのお肉に注目してあげてください。今回の記事に記載したように、お肉の様々な性質を考えて、自分の愛犬に今必要なお肉は何か?を考えて、フード選びをしてあげることが大切です。我が家では豚肉をメインにすることがあるのですが、最近では市販のフードでも豚肉をメインにしているものも増えてきていました。

また、私の場合は手作りの薬膳ご飯を推奨していますが、全て手作りにするのが困難な場合は、市販のフードの材料を確認し、そしてトッピングとして、手作りのものを加えてあげるのも良いかと思います。




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犬の東洋医学生活管理士・薬膳管理士 西野由香 (にしのゆか)

愛犬の皮膚病に悩み、様々な対処法を試していたが、一向に改善が見られなかった。そんな時に「犬の薬膳ご飯」に出会う。愛犬のために中医学に基づいた「犬の薬膳ご飯」を学び、取り入れたところ数ヶ月で、愛犬の皮膚病が治る。
その後、もっと知識を深めていくために東洋医学やペット薬膳を学ぶ。



■PYIAペット薬膳国際協会 認定ペット薬膳管理士
■一般社団法人和漢薬膳食医学会 和漢薬膳士
■公益社団法人日本愛玩動物協会 愛玩動物飼養管理士
■全日本動物専門教育協会 犬の東洋医学生活管理士

人と犬の健康アカデミー協会 代表理事

人と犬の薬膳教室  / 人と犬の健康アカデミー協会 公式HP

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