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愛犬の死亡率1位はガン!毎日のご飯でガンに勝つには?

愛犬の死亡率1位はガン!毎日のご飯でガンに勝つには?
犬の東洋医学生活管理士・薬膳管理士 西野由香

2023/09/19

愛犬の死亡原因、1位は腫瘍によるもの

こちらのデータは、日本獣医師会「日獣会誌2022」で発表された「動物病院カルテデータをもとにした日本の犬と猫の寿命と死亡原因分析」のデータの一部です。

愛犬の死亡1位は「腫瘍」、2位は「循環器系疾患」、3位は「泌尿器系疾患」、4位は「肝臓・胆嚢・脾臓器系疾患、5位は「神経系疾患」となっています。

2020年4月1日から2021年8月31日までの間に死亡した犬の死亡状況を調べたものです。

やはり人間と同様に、腫瘍=ガンで亡くなる率が高いのがわかります。

ガンになる原因は何?どう予防すればいい?

愛犬が悪性腫瘍(ガン)を患ってしまう原因を特定するのは、とても難しいのが現状です。遺伝的な要因や、ホルモンバランスや肥満、ストレス、受動喫煙などの影響もあるのではないか?と言われています。

人間の場合と似ていますね。人間がガンになりやすい要因として考えられるのは、喫煙や過度の飲酒、偏った食生活、不規則な生活、運動不足、肥満など・・・。

当たり前ですが、人間も犬も普段の生活で、バランスの良い食事をすること、適度な運動をすることなどが大切です。

遺伝的な要素や高齢で免疫力が下がりガンになってしまう場合もあると思いますが、まずは以下のことを注意してみましょう。

■バランスの良い食事を与える

■添加物や加工食品を控える

■毎日、愛犬に合わせた運動や散歩をさせる

■熟睡できる場所を確保する

■22時から深夜2時ぐらいまで深い睡眠ができる環境をつくる

■喫煙者が家族の中にいる場合は、愛犬の前では喫煙しないようにする

万が一のことがあっても負けないカラダ作り!免疫力を高める食材はコレ!

免疫力が低下してくると、病原体への抵抗力もなくなり、病気になりやすくなってしまいます。そのため、日頃から、免疫力を高めてくれる食材を毎日のご飯の中に取り入れることをお勧めします。

中医学に基づいた、犬の薬膳ご飯で考えると

■昆布水

昆布を水に一晩浸けた水をベースにしたスープやおじやなどにするのがお勧めです。昆布水はドロっとしていて、このドロドロは昆布のフコダインなどの成分で、ガン予防になります。私は、細かく刻まれたガゴメ昆布を使うことが多いです。理由は短時間で昆布水が作れるからです。

■棗(なつめ)

スープやおじやと一緒に煮込み、種の部分は取り除いて与えてあげてください。またストレス緩和にも良いので、お散歩になかなか行けない梅雨時などのご飯に入れても良いです。棗は抗ガンの効能以外に、安神という効能もあるので、精神を穏やかにしたいときにもおすすめです。もちろん人間でも使えます。私は棗とくこの実、そして陳皮を煮出したお茶を飲むととてもリラックスできます。

■やまぶしたけ

スーパーなどで常に置いていることも少ないのですが、売っていた時は必ず購入するようにしています。免疫機能を高める成分が大変高い食材です。みじん切りやフードプロセッサーで細かくしてスープやおじやに入れてみてください。

なかなか出回らないので、その場合は椎茸などでも大丈夫です。

■キウイ

抗ガンの効能があるフルーツです。ケルセチンという免疫機能を調整する成分が豊富に含まれています。手軽に与えることができるので、おやつに与えるところから始めるのも良いかもしれません。生で与えたり、ドライフルーツにしてあげても良いかと思います。

愛犬のストレスを見逃さない

ストレスが原因で免疫力を下げてしまい、悪性腫瘍の要因になる可能性も高いです。飼い主さんが良かれと思っていたことが、もしかしたら愛犬のストレスになってしまっていることがあるかもしれません。

例えば、可愛いからといって、きつい洋服を着せたり、体を思うように動かせないようなものは、飼い主さんとしては「可愛い!」という気持ちで、悪気があるわけではないけれど、もしかしたら愛犬にとってはストレスになっていることもあるかもしれません。

愛犬も肩が凝ったり、腰が痛くなったりします。愛犬の骨格や動きに合わせた洋服などを選んであげることも大切です。

その他、もっと運動したいのに運動ができていない場合、おもちゃを噛みちぎったり、家の中を無駄に走り回ったりし、ストレスの捌け口を探しています。

ストレスになるからと言って、なんでも許してしまうのは、度を過ぎてしまいますが、愛犬の気持ちになってストレスになることを取り除いてあげることも重要です。

愛犬の体と心に毎日触れることが重要

「バランスの良い食事も与えているし、毎日ドッグランで走らせているし、環境も整えているから、うちの子は悪性腫瘍などとは無縁なはず!」そう思っていても、悪性腫瘍は悪さをしてくることがあります。

しかし、早期に発見できれば、手の施しようがあるかもしれません。

そのためには、毎日愛犬に触れて異変がないかをチェックしてあげてください。しこりがあったり、元気がなかったり、食欲が急に低下するなどあったら、早めに動物病院で診断を受けてください。




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犬の東洋医学生活管理士・薬膳管理士 西野由香 (にしのゆか)

愛犬の皮膚病に悩み、様々な対処法を試していたが、一向に改善が見られなかった。そんな時に「犬の薬膳ご飯」に出会う。愛犬のために中医学に基づいた「犬の薬膳ご飯」を学び、取り入れたところ数ヶ月で、愛犬の皮膚病が治る。
その後、もっと知識を深めていくために東洋医学やペット薬膳を学ぶ。


■犬の東洋医学生活管理士
■認定ペット薬膳管理士
■アニマルアロマアドバイザー
■和漢薬膳士
■漢方経絡リンパセラピスト
■愛玩動物飼養管理士
■ペットセイバー


人と犬の健康アカデミー協会 代表理事

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