愛犬をガンにさせたくない!毎日の食事でガン予防をしよう!
2023/10/23
愛犬がガンになる要因は様々、今、飼い主さんができることは?
愛犬がガンになってしまう環境的な要因としては、排気ガスや、電磁波、副流煙などが考えられます(一説です)。これらは、飼い主さんが意識をして、悪い環境に愛犬を置いておかないようにしてあげることで回避ができると思います。
その他、愛犬はストレスを感じやすいので、なるべくストレスを抱えないようにしてあげましょう。ゆっくり睡眠がとれる安心できる空間づくりや、可愛いからと着せてあげた洋服がきつく、体が動かしにくくなっていたり、長時間被り物をしてしまって頭がだるくなっていたり、、、。些細なことでも愛犬にとってはストレスになることもあるので、嫌がっていないか?注意してみてあげると良いかもしれません。
また、酸化した食べ物や添加物の多いものの摂取も、要注意です。例えば大容量のドッグフードに購入した場合など、封を開けてしまうと酸化が始まります。封を開けて食べ切るまでに時間がかかれば、かかるほど酸化は進んでしまいます。
大容量のフードを購入した場合は、小分けで密閉して保存したりするなどの工夫をしてみると良いかもしれません。特にドライフードは、製造過程で、とても高温にしているので、胃の中に入って熱ごもりをして、それが悪い影響を及ぼしてしまうこともあります。
免疫力を高めておく
免疫力が高いと、何か不調があっても回復が早くなります。免疫力を高めるには腸内環境を整えていくことが重要です。
我が家では、水分を与える時に、ヨーグルトを溶かしたヨーグルトジュースにしてあげたり、ひきわり納豆をさらに細かく刻んで与えるなどの工夫をしています。
また、発酵野菜もとてもオススメです。
抗酸化作用のある食材
先ほども記載しましたが、酸化したフードは活性酸素が生じます。活性酸素は、細胞を傷つけて、老化やガンの原因になります。そこで、活性酸素を取り除いてくれる抗酸化の食材が重要になってくるのです。
抗酸化作用のある食材の一部をご紹介します。
【アスパラガス】
(性味:平性・苦甘)
(効能:滋陰、生津、清熱、利湿、解毒、抗癌)
穂先にはポリフェノールの一種であるルチンが豊富です。
【春菊】
(性味:平性・辛甘)
(効能:化痰、清肝、潤肺、安神、養胃など)
安神効果もあるので、分離不安だったりストレスを抱えている時にも与えたい食材です。
【カツオ】
(性味:温・甘)
(効能:補気、補血、健胃、益精など)
肝臓の解毒効果にも期待ができる食材です。
【鮭】
(性味:温、甘)
(効能:温中、益気、健脾、利水、活血)
抗酸化の力が強く、ぜひ摂り入れたい食材です。
お薬を飲んでいる場合は、解毒も重要
他の病気などでお薬の服用が続いている場合、どうしてもお薬の負担は体に現れてきてしまいます。ですから、解毒の効能がある食材を摂り入れて、体に必要がないものは外へ出してあげることが大切です。
持病が長引いて、ずっと薬を飲んでいる愛犬の場合は、ぜひ、これらの食材も摂り入れて欲しいです。
解毒の効能がある食材は、里芋、山芋、黒豆、きゅうり、菊花、紫蘇などです。
さらに薬膳で抗癌という分類に入っている食材は、アスパラガス、木耳、白木耳、椎茸、やまぶしだけ、棗、キウイ、昆布などです。
まとめ
「これらを食べていれば、絶対にガンにならない」という訳ではありませんが、飼い主さんができる一つの未病のケアとして取り入れてみるのも良いかもしれません。
完全手作り食はハードルが高いので、トッピングで取り入れたり、1日1食だけ手作りにするという形からのスタートもおすすめです。
愛犬がガンになってしまったら、医療費もかかりますし、何より大切な愛犬が苦しんでいる姿を見るのは飼い主さんにとって、大変辛いことだと思います。
「あの時、やっておけば良かった・・・」と後悔しないように、ぜひ、ご紹介した食材を参考にしてみてください。
人と犬の健康アカデミー協会、代表理事。
愛犬の皮膚病に悩み、様々な対処法を試していたが、一向に改善が見られなかった。そんな時に「犬の薬膳ご飯」に出会う。愛犬のために中医学に基づいた「犬の薬膳ご飯」を学び、取り入れたところ数ヶ月で、愛犬の皮膚病が治る。
その後、もっと知識を深めていくために東洋医学やペット薬膳を学ぶ。
■犬の東洋医学生活管理士
■認定ペット薬膳管理士
■ATHAドッグアロマヘルスコーチ
■アニマルアロマアドバイザー
■和漢薬膳士
■漢方経絡リンパセラピスト
■愛玩動物飼養管理士
■ペットセイバー