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手作りご飯にして、愛犬の皮膚病を克服!

手作りご飯にして、愛犬の皮膚病を克服!
犬の東洋医学生活管理士・薬膳管理士 西野由香

2023/07/30

皮膚病に悩まされ、あらゆることを試していた

私の愛犬、ラブラドールレトリバーのピーチは、2歳になるくらいから皮膚病が酷く、お腹や脇の下は皮膚が真っ黒になり、時には痒過ぎて、血が出るまで掻きむしっていることもありました。

痒がっている姿を見るも、本当に辛く・・・。

あらゆることを試していきました。

まずは、かかりつけの動物病院で診断してもらうと、アレルギーを疑うために、アレルギーの検査をしました。色々な食材にアレルギー反応が出たので、その食材を含まないフードに切り替えるなどしました。

しかし、一向に良くなりません。

並行してステロイドなどのお薬を服用しました。一瞬痒みは治るのですが、またぶり返してしまいました。

そして、セカンドオピニオン、サードオピニオンで他の動物病院へもいきましたが、似たり寄ったりの結果でした。

その後、皮膚専門の動物病院へいきました。お薬が独特な形で配合され、高額だったのですが藁にもすがる思いで通いました。その先生はシャンプーをしない主義だったので、その指導にも従ってみました。

しかし、やはり変化はありません。またお薬は粉末状になっており、色々な薬が、一頭ごとに配合を変えて作っていると聞いていたので、その中にステロイドが入っているか聞いたところ、「入っています」という回答でした。

シャンプーできないことや、やはりステロイドなのか・・・?という思いから、もっと別の方法があるのではないか?と、酢酸のシャンプーに変えたり、温泉を取り入れたりしました。これらは、少し変化は見られましたが、根本の解決にはなかなか至りませんでした。

愛犬のための薬膳ご飯との出会い

ある日、知り合いの犬仲間から、愛犬のための薬膳ご飯というものがあり、そのセミナーを受講できることを教えてもらいました。

受講方法は、講師の先生が出張して教えてくださる形。私一人だと、それなりにいいお値段になりそうだったので、お友達に声をかけ、4名の仲間と薬膳ご飯を学びました。

そこで学んだことを要約すると「愛犬1頭1頭に体質があること、また、その時の体調なども考えて、食材を選んで与えましょう!」ということ。

今までは、ブリーダーさんやお友達や病院で教えてもらったドライフードを与えていましたが、正直なところ何が入っているのかも、詳しく確かめずに与えていました。

しかし、薬膳の考え方では、体質や体調に合わせて、食材を決めること。そして食材には、それぞれ持つ性質や効能があることも知り、薬膳の手作りご飯を取り入れていきました。

うちの子は暑がりなのかもしれない!

我が家の愛犬と年齢が近く、同じラブラドールレトリバーのお友達と一緒にお出かけをした時、うちの子の体質を見極めることができました。その日は少し暑い日で、テラスのカフェで過ごしていたのですが、お友達の愛犬は涼しげな表情をしているのに、我が家の愛犬は日陰を選んでハアハアとパンティングをしていました。

見た目は似たような2頭なのですが、うちの子は、どうやら暑がりなのかもしれないとその時感じました。

その後も2頭を比べてみました。やはりうちの子は、暑がることが多く、自分の子だけを見ていると見逃してしまうことに気づくことができました。

愛犬のご飯で考えたい肉の種類

薬膳を学んでいく中で、まずは我が家の愛犬のタイプは、熱ごもりをしやすいタイプであることを確認できました。そのため、少しの運動でも暑くなってしまい、その熱が体の中に溜まってしまい、それが原因で、痒みが発生し、皮膚病になっていたと理解することができました。

そして、食材には、体を温める食材や、冷ましてくれる食材、どちらでもない食材があることを学びました。

当時与えていたフードは、皮膚や被毛に良いことや、関節にも良いと言うことで、選んでいました。

しかし、そのフードの主原料はラム肉。ラム肉は、体を温める食材なのです。ラムがメインになっているフードを毎日毎日食べていれば、確かに熱が体にこもってしまいます。

体を温めるお肉としては、ラム肉や鹿肉、鶏肉。体を冷やしていくお肉は馬肉。温めもしないし冷やしもしないお肉は、豚肉、そして牛肉。(牛肉の方が若干体を温める)

メインになるお肉を変えることも重要だと学び、まずはラム肉メインのドライフードをやめて、お肉は豚肉中心にし、季節や体調に応じて野菜や豆類、穀類などを入れた手作りご飯に変えていきました。

2ヶ月で皮膚病が治る

薬膳ご飯を取り入れて、2ヶ月ぐらいすると、痒がることが激減しました。すると皮膚を掻きむしることもなくなり、徐々に皮膚の状態に変化が出てきました。

炎症が酷い時は、お腹も脇の下も毛が生えていなく、真っ黒になっていて、皮膚の臭いも独特な臭さがありました。シャンプーしてもすぐにその臭いが出ていたのですが、ご飯を変えたら、その臭いも無くなりました。

手作りご飯は、面倒なのでは?と言われますが、私は1週間分をまとめて作って冷凍しておくので、大変だとは感じていません。むしろ、痒がっているあの姿を見なくて済んでいるので、ご飯を作る時間などは全く気になりません。そして自分が選んだ食材で作ったご飯を美味しそうに食べてくれる姿を見るのは格別です。

今では体質も改善されるようになり、痒がることはここ何年も見なくなりました。




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犬の東洋医学生活管理士・薬膳管理士 西野由香 (にしのゆか)

愛犬の皮膚病に悩み、様々な対処法を試していたが、一向に改善が見られなかった。そんな時に「犬の薬膳ご飯」に出会う。愛犬のために中医学に基づいた「犬の薬膳ご飯」を学び、取り入れたところ数ヶ月で、愛犬の皮膚病が治る。
その後、もっと知識を深めていくために東洋医学やペット薬膳を学ぶ。


■犬の東洋医学生活管理士
■認定ペット薬膳管理士
■アニマルアロマアドバイザー
■和漢薬膳士
■漢方経絡リンパセラピスト
■愛玩動物飼養管理士
■ペットセイバー


人と犬の健康アカデミー協会 代表理事

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