愛犬の体、歪んでいませんか?歪みが原因で起こる病状に注意!
2023/10/20
愛犬の体が歪んでいる状態は、愛犬家にとって心配事の一つです。
今回は、愛犬の体が歪む主な原因や、特に関節の固さが関与することが多いことに焦点を当て、どのようにして愛犬の歪みを観察し、適切なケアを提供できるかについて詳しく説明します。
愛犬の体が歪む原因
愛犬の体が歪む原因はさまざまですが、以下に主な要因を紹介します。
■遺伝的要因: 一部の犬種は特有の形状や構造を持つため、遺伝的に体が歪むことがあります。たとえば、ダックスフンドのような長胴の犬種は、背骨に関連する問題を抱えやすく、体が歪んだり、背中が丸くなったりすることがあります。
■成長に関連する問題: 若い犬が急成長する過程で、骨や筋肉が均等に発達しない場合、体が歪むことがあります。
特に大型犬種では、成長に対する適切な管理が必要です。過度な運動や栄養不足、急激な体重の増加は、成長に関連する問題を引き起こす可能性があります。
■外傷: 事故や怪我が、犬の体が歪む原因となることがあります。骨折や脱臼、靭帯損傷などが体の歪みを引き起こすことがあります。
■筋肉の不均衡: 犬の筋肉が均等に発達しない場合、体のバランスが崩れ、体が歪むことがあります。
筋肉の不均衡は、運動不足や特定の運動を過度に行った場合に発生することがあります。
■関節疾患: 関節の問題や疾患、特に関節炎は、愛犬の体が歪む原因となります。関節の痛みや不快感がある場合、犬は特定の姿勢や歩行方法を採ることがあり、それが体の歪みを引き起こすことがあります。
■老化: 年をとると、犬の筋肉や関節に関連する問題が増える可能性があります。筋力の低下や関節の硬直が体の歪みを引き起こすことがあります。
関節の固さが原因の場合
関節の固さや制限は、愛犬の体が歪む原因としてよく見られます。
関節の固さが原因となることが多い原因とその詳細について説明します。
■関節炎
関節炎は犬にとってよく見られる関節の問題の一つです。関節炎は関節内の炎症や腫れを引き起こし、関節の動きを制限します。痛みや不快感によって、犬は関節をあまり動かさなくなり、その結果、関節が固くなります。
関節炎は加齢や遺伝的な要因、外傷、過度な運動、肥満などが原因となることがあります。
■靭帯損傷
靭帯は関節を支える重要な組織であり、損傷することがあります。靭帯損傷は怪我や事故によって引き起こされることが多く、関節の安定性が失われるため、関節の動きに影響を与えます。修復されない場合、靭帯損傷は関節の固さを引き起こすことがあります。
■骨折
骨折が適切に治癒しない場合、関節の動きが制限され、関節が固くなることがあります。特に骨折が近くの関節に影響を与える場合、その関節の動きに制限が生じることがあります。
■筋肉の不活発
犬が運動不足で筋肉が衰えると、関節の周りの筋肉が弱くなり、関節の安定性が低下します。これによって関節の動きが制限され、関節が固くなる可能性があります。
愛犬の歪みを観察しよう
愛犬家の皆さんは、愛犬の体の歪みを見逃さないように心掛けましょう。以下は、歪みを観察するためのポイントです。
■日常的な観察: 愛犬の日常的な姿勢や歩行を注意深く観察しましょう。特に歩行時の不自然な動きや体の歪みが見られる場合は、早めに対処が必要かもしれません。
■触診: 愛犬の体を触り、筋肉や関節に異常を感じることがあるか確認しましょう。痛みや腫れがある場所を見逃さないように注意しましょう。
まとめ
愛犬家として、愛犬の体の歪みを見逃さず、早期の対応をすることが大切です。関節の固さが原因である可能性も考慮し、日々の観察と適切なケアを提供しましょう。そして、飼い主様で対応しきれない場合は、早めに専門家へ相談することも大切です。
家族の一員であるペットの健康に力を注ぎ、ペットの筋膜リリースサービス「ワンダフル」で院長として、筋肉の調和とリリースを通じ、ペットたちの健康をサポート。
さらに、飼い主様も100歳でも元気な身体でいられるよう、怪我や不調を抱える患者さんのケアを茅ヶ崎スポーツ整骨院で支援。
人もペットも健康な身体は幸せな生活の基盤であると考え、サポートしていくことに情熱を注ぎ、家族から頼られるサービスの提供。
ペットの筋膜リリースサービス「ワンダフル」院長
茅ヶ崎スポーツ接骨院院長
柔道整復師
スポーツパフォーマンス分析士