気圧の変化で愛犬も不調になる?
2024/06/20
最近の気候や気圧の変化で、体調が悪くなってしまった飼い主さんも多いのではないでしょうか?
偏頭痛がしたり、食欲が落ちたり、体の節々が痛くなったり、、、
実はこの状況、愛犬にも同様のことが起こっている可能性があります!
愛犬も気圧の変化を受けることがある
実は、急激に気圧が変化した時に、我が家の愛犬が、酷い下痢になりました。
胃腸が強く、体調も悪くなかったのですが、
ちょうど季節の変わり目で、しかも気圧が急激に下がった日でした。
最初は、何が原因なのか?わからなかったのですが
よくよく考えてみると
気圧のアプリでもお知らせが来ていたのですが気圧がガクンと下がるタイミングでした。
下痢は辛いので、動物病院へ行ったところ
やはり、このタイミングで、胃腸炎になっているわんこが多かったそうです。
論文でも発表されている気圧との関係
アメリカの学術誌「Applied Animal Behaviour Science」で論文も発表されているのですが
急激な気圧や天候の変化で、わんこの血中コルチゾール濃度が270%もアップするという
データが出ています。
コルチゾール濃度はストレスを感じている時に上昇するので
つまり、気圧や天候の変化で大きなストレスが与えられていることになります。
気圧の変化、どう対策すればいい?
気圧や天候の急激な変化は、私たち飼い主にはどうにもならない自然の現象なので
抑えることはできません。
そのため、ストレスを軽減してあげる対策が大切です。
⚪︎わんこが寛ぐ場所や快適な環境を作る
台風などの場合は物音もすると思うので、なるべく音が入らない
落ち着ける場所を確保して、大好きなブランケットなどで穏やかになれるような環境づくりをしてあげましょう。
⚪︎アロマを取り入れてリラックスさせる
愛犬が好むアロマオイルを焚いたり、アロマオイルを使って、愛犬の体を優しくマッサージしてあげましょう。
アロマをおすすめする理由としては、飼い主さんも、心地よい香りに包まれるのでリラックスすることができるからです。
わんこたちは、飼い主さんが「ホッとしている」「リラックスしている」ということを敏感に察します。
飼い主さん自身がリラックスしていれば「ここにいれば大丈夫なんだ、安心なんだ」という気持ちになってくれます。
私がリラックスで用いるアロマは
・ラベンダー
・ゼラニウム
・コパイバ
・シダーウッド
などです。
⚪︎愛犬の体調ノートを作る
例えば
「気圧が急に下がる時に、体調を崩しやすい」
「湿度が高くなると、下痢をする」
「台風が来る前日に、食欲がなくなる」
など、わんこが出しているサインを読み取ることができます。
そうすると天気予報などを見て
「明日、下痢になるかもしれない」となったら
フードをいつもより柔らかくふやかしたり、腹巻きを使ったり
事前の対策が可能です。
まとめ
ストレスを抱えていると、人もわんこも他の病気の要因になり兼ねません。
ストレスをそのままにしておくと、免疫力が下がり
ガンや内臓系の病気に繋がってしまいます。
気圧や天候の変化以外にも、日頃から、愛犬にストレスを与える行動や環境を与えていないか?
もう一度見直してみましょう!
人と犬の健康アカデミー協会、代表理事。
愛犬の皮膚病に悩み、様々な対処法を試していたが、一向に改善が見られなかった。そんな時に「犬の薬膳ご飯」に出会う。愛犬のために中医学に基づいた「犬の薬膳ご飯」を学び、取り入れたところ数ヶ月で、愛犬の皮膚病が治る。
その後、もっと知識を深めていくために東洋医学やペット薬膳を学ぶ。
■犬の東洋医学生活管理士
■認定ペット薬膳管理士
■ATHAドッグアロマヘルスコーチ
■アニマルアロマアドバイザー
■和漢薬膳士
■漢方経絡リンパセラピスト
■愛玩動物飼養管理士
■ペットセイバー